アウトソールは、まず2つに分かれる。
加工底(写真上)と成型底(写真下)

次に底材は、何なのか?

合成ゴム、スポンジ、ラバー、ウレタン、パイロン等

底材のチェック項目は?

重さ、屈曲性、耐摩耗性、耐水性、ムレ、グリップ力、弾力性など




総合的に優れているのは、ウレタンだ。
しかし底割れ(加水分解)をゼロにできない宿命がある。

最近の婦人靴業界では、軽い、屈曲がいい、滑らない、割れない
「パイロン底」が人気だ。




自分で履いてみて感じることは、
ラバー底は、重い。

スニーカーの底材は、軽くて、丈夫。
カジュアルシーン、機能面では、断トツだ。

EVA(スポンジ)、合成ゴム、パイロン系の成型底は、
進化し続けている。

革底は、今履いていく機会がない。
履く者が、靴に気を使う「高価な嗜好品」になっている。

現に当社では、革底は、扱っていない。

町工場レベルでは、オリジナルの成型底を開発することは、困難だ。
加工底とオープン型で乗り切るしかない。

当社は、木型・甲革・アウトソールのトータルデザインで勝負する。

目的は、だだ一つ。

お客様に「お手頃価格で、良質な革靴を」