ウイスキー樽3

タイムカードの下に本物のウイスキー樽を置いている。
天然素材の無垢の木と革は、似ている。

丈夫で長持ち、経年変化の「味わい」が強み。

しかし製品材としては、ロスが多く「難儀なやつ」だ。


ウイスキー樽2

樽の寿命は、60〜70年。

内面を焼いて表面を消し炭状態にしてから
まずバーボンを5〜6年貯蔵、次にウイスキーを10〜15年貯蔵。
三たびウイスキーを10〜15年貯蔵。これを数回繰り返す。

前回の東京オリンピックから現役で働いてきた。

70年を超えてもいい面構えだ。

粋にも、内側にウイスキーの残り香がかすかに漂う。


経営理念

作り手全員の想いを「靴作り1点」に集中しなければ。

想いが「靴に宿る」なんて。

「でけへん、でけへん。」